ミルジヨエフ・ウズベキスタン大統領は、個人による消費財の免税輸入に関する新規則を定める法令に署名した。

法令に従って、ウズベキスタンの国際空港で入国する際には、個人が持ち込む、合計2,000ドル未満の物品は免税となる。また、鉄道あるいは水路で入国する際には、1,000ドル未満の物品が免税になる。

道路の国境検問所を通って入国する場合、物品の価値が300ドル未満の場合、免税となる。

ウズベキスタンから個人が税関申告なしで物品を持ち出すことができる限度は、3000米ドルと定められている。

各カテゴリーの物品を個人が免税持ち込みできる限度は、法令で次のように規定されている。

ビールを含む酒類―2リットル。

すべての種類のたばこ製品―10箱。

貴金属・宝石製の宝飾品―65グラム。

香水・化粧水―3個。

同様に、個人による次の物品の持ち出しは割り当てが定められている。

パン製品―5キログラム未満。

米―3キログラム未満。

砂糖―2キログラム未満。

肉および食肉加工品―2キログラム未満。

植物油―2キログラム未満。

生鮮果物・野菜、スイカ・メロン類、ブドウ、乾燥野菜・果物、豆類―40キログラム未満。

【重要】上記の物品の価格は、免税持ち込み・持ち出しの制限基準の計算に含められる。

個人に向けて送られた(1ヵ月間で)1,000ドル相当を制限基準とする国際郵便・国際宅配便は、例外である。

以前、一般市民には、国境を接する国からは10ドル未満、その他の国々からは1000ドル未満の価値の物品の免税持ち込みが認められていた。